マウスピース型矯正装置
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
マウスピース型矯正装置 インビザライン(薬機法対象外)
マウスピース型矯正装置インビザライン(薬機法対象外)は、従来のようなワイヤーによる矯正治療ではなく、透明で目立たない、取り外し可能なマウスピースを用いて歯並びを矯正する、新しい矯正治療です。
金属製のワイヤーを使用しないため金属アレルギーの心配もなく、透明なため矯正装置も目立ちません。
また、取り外し可能なため食事も快適で、普通に歯磨きも出来るため衛生的です。痛みもほとんどないと言われています。
2018年には世界で600万症例を超え、標準的な矯正装置のひとつになっています。
当院は年間150症例以上の治療実績(2021、2022、2023)があります。
おすすめの方
ワイヤーが目立つのが嫌だった方
ワイヤー矯正は見た目が目立つので、恥ずかしいという方もいらっしゃいます。
他の人に気づかれずに矯正したい
透明なので目立ちにくく、矯正治療中であることを周りにほとんど気付かれずに装着可能です。
治療中も美味しく食事をしたい
取り外しが簡単なので、食事中だけマウスピースを取り外して楽しむことができます。
痛みが大きいのは嫌
ワイヤー矯正など従来の矯正治療と比べて、痛みがとても少ない治療です。
通院頻度が多いと大変
ワイヤー矯正など従来の矯正治療と比べて、通院頻度は少なくなります。
ハレの場でも気にせず過ごしたい
透明なマウスピースなので目立ちにくく、ご自身で一時的に取り外して過ごすこともできます。
大切な日に間に合うように歯並びを治したい
矯正を急いでいる方は近赤外線照射による補助装置を併用することをご提案します。歯の動きを促進させ、治療期間の短縮に繋がります。
マウスピース型矯正装置
インビザライン(薬機法対象外)の特徴
従来の矯正治療は、金属のワイヤーを使用するのがオーソドックスですが、口腔内の違和感や目立つ見た目が気になるなどのお悩みが多くありました。
マウスピース型矯正装置は、それらを解決することができます。透明なマウスピースなので目立ちにくく、見た目を気にせずに矯正治療を進めることができます。自分自身で簡単に取り外しと装着が可能なので、食事中などは一時的に取り外し、普段と変わらずに楽しむことができます。いつもと同じように歯磨きも出来るため衛生的です。
世界中ですでに500万症例を超えており、年々増加を続けております。
メリット
- 透明で目立ちにくい
- 取り外しが可能で衛生的
- 少ない痛みで不快感なし
- 歯磨きをしっかりできるので虫歯になりにくい
- 矯正完了までの歯の動きを3Dシミュレーションで確認できる
- 通院頻度が少ない
デメリット
- 良好な治療結果には患者様の協力が必要
- ワイヤー矯正より治療期間は長め
- 一時的にワイヤーを用いなければならないことがある
従来の矯正治療との比較
インビザライン インビザライン・ファースト (薬機法対象外) | ワイヤー矯正 | |
---|---|---|
治療の方法 | 取り外し式のマウスピースを歯に装着します。マウスピースは歯の移動に合わせて約10日ごとに交換します。通院頻度は1~3ヶ月に一回程度です。診療時間は30分程度です。 | 歯にブラケットとワイヤーを装着します。ワイヤーの調整のために3~4週間に一回程度ご来院いただきます。診療時間は約1時間程度です。 |
見た目 | マウスピースは透明なため、装着していても目立ちにくいです。 | 目立ちにくいブラケットやワイヤーを使用しますが、それでも少し目立ちます。 |
使用感 | マウスピースは表面がとても滑らかなので、違和感が少ないです。ご自身で簡単に取り外しが可能なので便利な反面、患者様の協力も不可欠です。 | 歯に接着したブラケットやワイヤーが口の中で頬に触れ、違和感を感じやすいです。固定式の装置のため、着脱の必要ありませんが、歯磨きがしづらくなります。 |
身体への影響 | マウスピース1つでどれくらい歯を移動させるか計算されており、小さな力で少しづつ歯を動かすため、ワイヤー矯正と比較して痛みが小さいと言われています。 | ワイヤーで比較的強い力をかけて歯を移動させるため、痛みが強い場合があります。マウスピースと比較すると歯が動く速度は速く、治療期間が短くなるというメリットがあります。 |
生活への影響 | 透明で目立ちにくいため、会社や学校でも周りの目を気にせずに過ごせます。 通院頻度が少なく、忙しい人には安心です。 くわえて演奏する楽器にも、装置が邪魔になりません。 装置の不具合が少なく、急患で来院することもほとんどありません。 | ワイヤーの見た目が目立つことで、周囲の目が気になることがあります。 一部の楽器では、演奏するときに障害となることがあります。 ワイヤーが刺さったり、装置が脱落した等で急患で来院しなければならないことがあります。 |
治療の進行 | ひとつのマウスピースで最大0.25mmの移動になるようコントロールされているため、小さな力で歯を動かします。 成長を利用して、顎の大きさを大きくしながら、永久歯の歯が生えるスペースを確保していくことができます。 | ワイヤーが元に戻ろうとする力を利用して歯を移動させます。歯の移動量を精密にコントロールすることはできませんが、歯の移動速度は比較的速いです。歯の根本に強い負荷がかかるため、歯根が短くなる場合があります。 |
インビザライン(薬機法対象外)は、
マウスピースを連続して装着し、歯列矯正をおこないます
1日の装着時間は1日20時間以上
約1週間~10日ごとにマウスピースを交換します
マウスピース型矯正装置
インビザライン(薬機法対象外)のお約束
- 1日に20時間以上の装着時間を守り、交換のタイミングは医師の指示に従ってください。
- 食事や歯磨きをする時はマウスピースを外してください。
- マウスピースの交換は夕食後におこなってください。
- 新しいマウスピースを装着すると、最初の数日は歯に違和感や痛みがでることがあります。
- マウスピースがしっかり歯に固定され動きを助けるために、歯に直接「アタッチメント」という歯と同じ色の突起をつけます。
また、咬み合わせの調節にエラスティックゴムを用いる場合があります。 - 場合によっては、歯を動かすためのスペースを作るために、歯を削る可能性があります。
- 必要性があった場合、部分的にワイヤーを装着する可能性があります。
- マウスピースのお手入れは、歯ブラシで磨き(歯磨剤不可)、専用のマウスピース洗浄剤で洗い、清潔に保ってください。
治療の進め方
1.初診相談・カウンセリング所要時間:1時間
マウスピース型矯正装置インビザライン(薬機法対象外)での矯正が可能か確認するため、はじめに患者様の歯の状態を診察し、適切な治療方針をご提案いたします。
治療のメリットやデメリット、治療期間、費用などもご説明いたします。2.精密検査 所要時間:45分
レントゲン撮影や口腔内およびお顔の写真撮影などをおこない、治療前の状態を評価します。
3.治療計画のご案内 所要時間:45分
カウンセリングと精密検査の結果を元に、診断結果と、最適な治療方法についてご説明いたします。
4.歯並びのスキャニング 所要時間:10分
高精度光学3Dスキャナー「iTero」を使用し、口腔内をスキャニングします。
5.マウスピースの制作
はじめに治療後のシミュレーションを製作いたします、製作には約1か月程度かかります。
シミュレーションが完成した後、歯の移動様式や治療期間などインビザライン治療の詳細を再度ご説明いたします。説明にご納得いただいた後、マウスピースの製作をスタートします。製作には約10日かかります。6.治療の開始
出来上がったマウスピースを装着し、矯正治療がはじまります。補助的に上下顎の間にゴムをかけていただく場合があります。
治療が進むと、歯の移動がより正確に進むよう歯の表面に「アタッチメント」という突起を接着します。
マウスピースは歯の移動にあわせて1週間~10日ごとに交換します。7.定期チェック 2ヶ月に1度
患者様の治療状況により異なりますが、歯を移動させている間は通常約2か月に一度程度通院していただきます。
予定通りに歯が動いていない場合には、歯に接着する補助装置を使用する場合もあります。8.全マウスピースの装着完了 装着完了後
治療計画に基づいた歯の移動が完了した時点で、歯並びの再評価をおこないます。計画通りに歯が移動しなかった場合には、再度シミュレーションの製作・マウスピースの制作をおこない、治療をします。理想的な状態になった後に歯の移動を終了します。
9.定期チェック・メンテナンス 2ヶ月に1度
治療後の歯並びを保ち続けるために、歯の後戻りを防ぐリテーナーを使用します。
歯並びと同時に、お口の中全体の健康状態も確認いたします。
定期的に確認とメンテナンスをおこなうことで、理想的な歯の状態を維持します。
よくある質問
- インビザラインで矯正治療できない歯並びはありますか?
- 制度上、外科手術を併用する矯正治療などは現状おこなうことができません。
また、小臼歯抜歯を伴う治療などは治療が困難だと言われてきました。しかし治療の進歩により、インビザラインでは治療ができない症状は限られてきました。 - なるべく歯は抜きたくないのですが?
- インビザラインだから必ず歯を抜かずに治療できるということはありません。患者様の症状によって、どのように歯を並べる必要があるか判断し、それによって歯を抜く必要があるかどうか決まります。
- マウスピースの装着期間はどれくらいですか?
- マウスピースの装着期間は、歯をどれくらい移動させるかによって変わり、一般的には歯をたくさん移動させる治療ほど長くなります。また、複数の歯を同時に移動させることができないため、奥歯を後方に移動させて凸凹を改善する治療などは必要なマウスピースが多くなります。
ワイヤーを用いた治療と同様に約2年程度の期間が一般的ではありますが、患者様の症状によって治療期間は異なります。 - インビザラインでの治療は痛みはありますか?
- インビザラインで治療をおこなったから痛みが全くないということはありません。どのような治療方法でも、歯の移動が起こるときには必ず痛みが発生します。 ですが、インビザラインでは歯にかかる力が小さいため、ワイヤー治療と比較して痛みが小さいと言われています。
- インビザラインで治療中の食事の制限はありますか?
- 基本的に食事の制限はありませんので、普段と変わらずに楽しむことができます。ご自身で取り外し可能なので、食事のときには取り外し、食後に再度装着して頂きます。
初診矯正相談のご案内
初診・ご相談は費用がかかりません。
お悩み、不安な事、治療の方法、費用のこと。
歯列矯正のどんなことでもお気軽にご相談ください。
初診矯正相談の流れ
歯並びのお悩み、歯列矯正で不安な事やご希望をお聞きします。
歯の状態を診察します。
お聞きしたご希望と診察結果から、治療方法や治療費用をご提案致します。
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